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平成20年1月2日〜5日
 ゲストを迎えての年末年始遠州灘参りは、はや三回目となったわけであるが、今年はちと違った、まず前例では30日前後に出発し3、4日に帰投するというパターンなのだが、今回は新年2日に出発、これは年末寒波を考慮しての決断でもあった。
 そしてメンバーも違った、いつものひらぼうに代わり、水戸のベテランあの男ことヒロが今回のゲストとなった。

 それはよいとして、低気圧ばかり気にして潮周りを全然見てなく、出発当日に滞在期間の潮を見てがっくし、見事にのっぺらなグラフ、じつはかなりシーバスに期待をよせていたのであったがその野望も粉砕された、夜もろくに動かないのである。夜通しやればチャンスもあるやもしれんがそこまででもないし。

 2日午後、このままだと浜松着は真っ暗で下見もままならんだろということで駿河湾の河口で遊んでいくことにした。アングラーが2人、わしらも日没後までやるがなにもなし。浜松に着きレトルトのイベリコブタのカレーを喰い就寝、3日、とりあえづ状況視察を兼ねいちばんメジャーなポイントにはいる、現着5時、案の定誰もいない、この辺の衆はみな地元だから暗いうちから地形チェクするまでもないのである。
 まあここだろという場所で2人して粘る、明るくなり周りを見渡すと去年ほどではないがそれでもざっと30人はいる、しかし、灘も変った、去年はほぼ全員レッパだののミノーぶら下げてたが、ゴムやメタジをしゃくる姿もちらほら、おどれーたのは波崎リグ使いまでるとは、、そして相変わらず地形度外視で人が攻めている。これを見るにつけハイシーズンがいかに凄いかがうかがえる。
 ポイント?そんなの関係ねえ状態で釣れる証だ。

 適当に下見して帰宅して昼寝、夕方河口を攻めたがなにもなし。4日、昨日下見したサーフで初投げ大会が行われていた場所に入る、昨日は冲目に鳥が騒いでたし投げ竿に占領されてたからルアープレッシャもなかっただろうしね、でも肝心なヒラメがいなきゃあ関係ないのだが。これを気にしてたらこの釣りは成立しない、が、いる確率は限りなく低いと思える、地元がそろって口にする「急に冷えすぎ」「ベイトがいん」「鳥がいん」「ボラも跳ねん」う〜ん、目に見える現実なのであった。

 例によって誰もいない真っ暗なサーフを探りはじめた、ワシは右、あの男は左に、300メーターほどでここならと思える場所にありついたので張り付いた、ほどなくあの男も左に見切りをつけワシの15メートルほど左に張り付いた。去年はアングラーに遭遇しなかった海岸なのだが、明るくなると同時に身動きできなくなるほど囲まれた。核心部はワシとあの男が押さえたもののまったく油断できん。
 お、、あの男がなんかフアイトしとる、ほどなく波間にヒョコッと鳥のくびみたいに見えた、おー、去年のひらぼーにつづきまたモグリッチョ釣りおったー、いやまて今度は波打ち際の斜面をすーと棒きれみてーなのがズリあがって行く、なんだゴミじゃん、しかし、あの男ゴミにかまってる時間長くね?もしかしてちっこいタチかなんかだったんかなと覗きに行ってオーマイゴット、「なんとかヒラメサイズ」→この『釣ったゾ』がコイツ
 いやちょっと夢のようだったねえ、だって絶対ヒラメなんか釣れるわけねえ!って思ってたもん、でもって同行者がヒラメ釣ってこんなに嬉しかったことはかつてなかったねえ、ワシが遠州灘年末年始参りはじめて苦節7年目にしてようやくヒラメの顔見れたんだからねえ。


 その夕方恒例の河口へシーバス釣りに行くも地形と潮にめぐまれづあえなくノーバイト近くの温泉に浸かり、帰投する途中浜松ギョウザの話になり、どうしてもラーメンとギョウザが喰いたくなりしばらく探して一番星とかいうラーメン屋にはいった、カレートンコツなるものがどーしても気になって喰ってみたが、やっぱラーメンはノーマルがええという結論、その店、ノーマルは好印象な味だったんだけどさ。5日、朝だけ叩いてなにもなく埼玉に帰投、川口まで一切渋滞にかからなかったのは史上初、やはり今年はちょっと違った。


特筆事項
いつも買って帰るブランドの富士宮やきそばが売り切れだった。

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