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平成15年4月29日 色々悩んで、初志貫徹ということで、外房に釣行した。 朝マズメ、昨年末から行き始めたポイントに入った。水の色は、たった数百mしか離れていないのに、南側は澄んでいて、北側も澄んでいて、真ん中だけがやや濁りという状況。これは、たぶん水深の差だと眺めていて感じたりもして。 まずは、南側までちょっと荒めにラン&ガン、そして、いい場所を見つけると、ちょっと粘って丁寧にポイントを攻めてみる。魚ッ気はまるでなし。南の端まできて折り返し。今度は、行きに攻めなかったポイントを数投づつ攻めるちょっと荒めの戦略。 それにしても、魚っ気がない。真ん中のポントで少し粘ってキャストするが、、、 北の端は結構期待しているポイント。ベイトが溜まりやすそうなポイントだ。 しかし、着いてみて『がっかり』。海草が溜まりに溜まっている。これでは、ルアーを投げられない。 『ふぅ〜』 時計を見るとまだ6時半。暗いうちから始めていたから、そんなものかと納得し、まだ時間はあると思い、急遽、大原〜勝浦間のサーフを目指す。このポイントは、駐車料金を取られるのがいやで、駐車してからちょっと歩く。 そして、ポイントに着いてみて、がっかり。昨冬とは大きく違い、かなりの砂が溜まっている。さらに、足元には、大きな海草溜まり、海中には散らばった海草。そして、サーファーの姿。ダメもとでキャストするも、、、結局、ハンドメイドルアーのスイムテストになってしまった。 色々考えて、行く予定ではなかった千倉方面へ移動を決意。前日、イワシが寄っていたとの話を聞いていたからだ。 到着してみると、水は澄み、潮が引いて沈み根がはっきりと見える。いい感じで根がバラケて入っていて、次の干潮前2時間くらいまでなら十分に竿が出せる。しばらく、根回りを観察する。フグの仔が群れて、潮にもまれている。しばらくそれを観察していると、その群れの下に時折キラリと光る魚がいるのに気が付いた。どうやら、底をつついた瞬間にキラリと光るよう。正体は、見極められなかったが、たぶんピンギスと自分を納得させ、どの位置からどの位置までを攻めるか戦略を立てて、お昼寝。 まだ明るい、早い時間にサーフに立ち、根の入っていないポントの様子を探る。選んだのは、タイドミノーLD、私には珍しくカラーは、イワシ系。 その頃すでに、嫌な南風が吹き始めていた。 潮が上げきり、下げ始めた4時過ぎから根回りを攻め始める。選んだのは、コモモ。このような根の場合は、スリットなど意識せず、スローリトリーブで、根の上だろうが、隙間だろうが関係なくトレースするのが、私のやりかた。ときおり、引き波に深く潜ったコモモが、根に絡む。 『やめてぇ〜』 と祈りながら、波とのタイミングを見計らい、外しにかかる。根回りは、この作業の繰り返し。ここの根は、素直な根のため、とても外しやすい。 そんなこんなを繰り返し、約100mの間を行ったりきたり。 南からの風が、強くなり、辺りも暗くなったとき、集中力が切れた。途中、フグのスレ掛りと、『石』を釣ったのが釣果といえば釣果。(って、『石』がかいっ!) その後、勝浦まで戻り、強風のサーフに立つものの、海草と、水深の無さに、本日の釣りの意欲も失せ、帰りを決意しましたとさ。
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