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2010年07月03日
 海が凪続きだと、地形にメリハリがなくなって、ポイントが絞りづらくなる。前回の鹿島灘の状況から察すると、鹿島灘の地形が前回よりも良くなっているようにはとても思えない。ということで、県央へ行って来ました。

40cm未満
 まだ薄暗い朝、ヘッドランドに乗ってシーバスを狙ってみる。が、な〜んか釣れそうな気がしない。
『海のシーバスっていうのは、こんな状況でもいるもんなのかね?さすがに厳しいと思うんだが・・・』
 と、サーフのシーバス釣りのことなどほとんど知らないのに、そう思ってみる。そして気になっているのが、そこから見えるサーフの離岸流。
『なかなかな。潮位の低い今ならまだ狙えそうだけど、どうすっかなぁ?』
 な〜んて考えてみたりしても、結局行ってしまうのだ。で、ひらめっ波でキャストしてたら、コ〜ン!とセイゴ。一瞬、塩焼きと脳裏をかすめたが、『50cmUPならキープしてヨシ!』と決めているのでリリース。
 そして、徐々に潮位が高くなり、アタリもないのでヘッドランドを越えたサーフヘ移動。

シーバスが釣れた場所
 こちら側のサーフは、弱かったり小さかったりする地形の変化が目につくものの、特に『おっ!』といったメリハリはなく、ヒラメが着いていそうな感じではない。それでも、数投ずつチェックしながらラン&ガンする。
 そして次のヘッドランドを越え、さらに進んだところで横ヨブ発見。着いたときは、1人のアングラーキャストしていて、そして地元親父さん2人が準備中だった。
 とりあえず、空いてるところへ入りキャストすると、右から左への流れがかなり強い。
『なら、左端か・・・』
 と思い、地元親父さんと通り越して左端の波のブレイク付近へ入る。
『縦流れは見えないけど、ヨブの端っこだからここでしょ。沖では波がそんなに崩れてないし。』
 という考えからキャストしてみると、ルアーはさらに左へ流される。
『あれ?ってことは、波の間を縫って斜めに抜けてんのか。なら、底にカケアガリは無いな。』

横ヨブ
 波の崩れないヨブ、その端っこは、通常は地形が急激に浅くなって波が崩れているもの。そしてその海底にはカケアガリがあるものなのだが、ここの横ヨブは急激なカケアガリではなく、ダラダラとした緩やかなカケアガリのようで、そのため波のブレイクも安定せず、ヒラメが着くにはちょっとちょっと×な状態。急激なカケアガリの場合だと、そのブレイクに潮が当たり縦の流れと変化するのだが、ここではそれがないので、横流れは波の間を抜けて沖へと抜けてしまっている。
『ここで粘る必要はなし。』
 なので、再びヨブの中央付近へ戻り(理由はあるんだけどね)、左右行ったり来たりラン&ガンで、ヘビサをリフト&フォールさせる。と、ゴン!来た!グッっとアワセを入れ、やりとり開始。ここで、瞬間的に気づいた、デカイ。しかし、数秒・・・いやぁ10秒くらいかな?ののち、ラインブレイク。
 グングンといった引き、走り方、たぶんヒラメだと思うのだが・・・というのも、その後、エイを掛け、波打ち際に張り付かれて、引き波でラインブレイクしてるので・・・
(ヘビサ鮃彩、ヘビサ オリカラマニュキア塗装、殉職)

車に戻る途中、カタクチ12cm ×3
 結局このヨブでは誰もヒラメを釣り上げず、最満潮を迎えたところで一旦休憩ということにし、下げ5分の10時半くらいから再開っちゅ〜ことにした。ひらめっぱりで干潮は釣れますと言っているし、さらに私もそれを信じているのから、たとえ干潮が13時半だろうと、やれる状況ならばやります!
 そして再開予定時刻にちょっと早い10時、ヘッドランドタックルを持ち出してちょこちょこっと払い出し釣法のお勉強。こうやって、こう流して・・・などなど。
 その間、隣のおっちゃんが15cmほどのキスを釣り上げたので、『今日の海は、活性あるね。』な〜んて思ったりした。
 そして、ヘッドランドを撤収し、ウェーダーに履き替えて先ほどの横ヨブへ。110MDとか、ヘビサとか、パワーシャッドなどなど、ひとり占めの横ヨブをいろいろな手法で攻めてみた。けど、ノーバイト。
 そして最干潮少し前、改造ルアー2種のスイミングテストをして、どちらも合格 (^^)v 特にタイスリ140は、いいね。オリジナルとFLYERの機能を併せ持ってて、最高かも。

バラシたポイント
 さて、最干潮を向かえ、やっぱノーバイトなので撤収。
 しかし帰りの砂浜で、潮位が高いときには攻められなかった小ヨブが攻められるようになっているのに気づいた。決して深くはないし、縦潮流は無いけれど、誰にも攻められていないのが魅力的。きっと朝や満潮のときにこのヨブに入ったひらめは、今の状況なら出ていかないだろうし、若い女性がひとりで潮干狩りに興じているのも危険だから、ちょっと見守っていてあげなければならないだろうし ( ̄ー ̄)、ってことからこのヨブを攻めてみることに。ルアーは、最後にテストしたタイスリ140改。要求される飛距離、ヨブの深さからもこのルアーにぴったりだしね。
 で、攻めること10分くらい、『もう攻める場所ないから終わりかな・・・』な気持ちで、最も気になる場所にキャストしてリトリーブしているとき
ドン!と来た (@@)
『重い、エイか?違う、違うな。』
 引きは無いが重い、
 と、ギュ〜っと走った (°O°;) 『マジで、デカイな』
 そして、再び走る、が走ったのはこの2回だけ、あとは徐々に徐々にと寄ってきた。ラインの感じから、魚は2mくらい先のカケアガリ付近。しかし、波が無い。完全な砂浜までは、後方約10m。
『どうやってズリあげっか?』
 と考えたとき、ヒラメ特有の最後のひとのしが

グン、ググングン
きれいに弧を描いたロッドを見て、ティップから出ているラインを目で追う、
   と、
ギュー、グングングングン 強烈なひとのし、と同時にドラグが出て・・・
って、
すわ〜
 フックアウト _| ̄|○

 今回の敗因は、アワセを強く入れられなかったことかと。朝のラインブレイクを踏まえ、休憩中にラインを思い切って20mくらい短く切り詰めてみたものの、やはりそのラインブレイが尾を引いて、フックを貫通させるような強いアワセを入れられなかった。これが大きな敗因。もとを正せば、ラインが古いからなんだけど・・・
 いつから使ってたっけなぁ?

2010年7月03日 茨城県央
風向: : 南西微弱
天気: 曇り|晴れ
潮色: 澄み 水温: −度
釣果  ―
ルアー  ―
アクション  ―
リグ  ―
ライン  SUNLINE CASTAWAY 16lb
リーダー  ナイロン 20lb
ロッド  DAIKO PREMIER Bross PBS-1102ML
リール  DAIWA チームダイワX3000iA
フック  ―
ヒット時刻  ―
ヒット場所  ―
特記事項  鳥まばらだけど刺してした。見た魚:シーバス、イシモチ、シロギス、カタクチイワシ、エイ

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