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2011年07月27〜28日
 職場の関係で、今年の夏休みは27日〜29日+土日まで。子供は部活だし、カミさんは仕事だし、で、この夏休みは家族としての予定はナシ。っちゅ〜ことで、27日の午後出発で釣りに行ってきました。

菜っ葉潮ってこの水の色のこと?
 さて、家を出る前に天気図と、アメダスとかを眺め、茨城の海の状況を予想すべく、マメに更新されているブログを見てみます。
『茨城、雨っぽいな〜。濁りも心配だし、ゴミも多いようだ。なんにせよ、釣れてないじゃん (><) で、房総は・・・おっ、黒潮の分流が外房に向かってる。』
 ってことで、今回も房総に決定!せっかく早い時間に房総に向かうので、行きがけにSaltManに寄って状況を聞いてみるのもいいかな〜、渋滞しだいだけど。な〜んて考えながらR16を走ってたら、予想よりもスムーズで、予定より30分早くSaltManに到着。で、いつものようにあ〜だこ〜だ・・・結局は、最悪でもショゴは釣れるでしょう!ということ。すぐさまサーフに向かい、程よい波ッ気のサーフで竿を出します。

縦潮流見えるかな?
 さて、竿の振り始めの時間は午後4時。上げ一杯に近い時間です。ってことは、干満の潮位差が多い今日、干潮時にそこがどんな状況だったかを想像しなければなりません。活性が高くベイトもチラホラってな状況なら、たとえ干潮時に水深0cmだった場所でもヒラメは入ってきますが、そうでないのなら、ナニを好き好んでさっきまで陸地だった場所にやってくるでしょうか?
 そいったポイントの状況を想像しながらサーフを歩いていると、ヨブ&縦潮流のポイントがありました。ここならば干潮時にもそれなりに水量があり、今の水量ならチャンスあり!です。
 とりあえず、裂波で白波の中を攻め、徐々に縦潮流に近づきます。しかし、本線ポイント縦潮流でも、その奥のカケアガリでもノーバイト。
 ま、このポイントは、しっかりとした地形があって縦潮流を作り出したものではないし、なんにせよ生命感が水の中に見えません。フグ、小魚・・・皆無 (><)

NaGI_LeVEL7
 ってことで、早々にサーフを撤収し、黒潮の分流が当たりそうな港のテトラに乗って『なんか釣れんかな〜』って思いながらミノーやジグミノー、メタジ等を投げてみました・・・でも結局ノーバイト (´А`)

 さて、外房の魚ッ気の無さに不安を感じたので、夜のうちに一気に南房へ。コンビニで仮眠後の午前4時、ポイント近くの駐車場でゆっくりと準備を始めます。隣にアングラーの車が止まっても慌てず急がず自分のペースで準備します。
『だって今日は平日 (^^)b』 ま、いつもマイペースなんだけど、なんとなくいつも以上に時間をかけてみたりして。
 で、準備完了。隣で準備を始めたアングラーに挨拶だけして、サーフに向かいます。

 ここでもし、あることに気づいていたら、こあとのことは起こっていなかったかもしれません。ええ、たぶん起こっていなかったでしょう。そう、気づかなかった、だからこそ・・・

この縦潮流、まだ熟しきってません
 で、サーフを歩くと、進行方向にはアングラー(地元おじさん)が2人。2人とも離れた位置で釣りをしているので、これ!といったポイントも、ここ最近はめだった釣果も無い状況だということがうかがえます。
『まだ潮位も高いし、慌てない慌てない。』
 そう、人の少ない状況なら、まずはサーフを歩いて全体的な地形を把握します。たとえば、今の時間に魚が釣れそうな地形なのか、潮位が下がってきたときにこそ真価を発揮する地形なのかなどなど、そういったことを確認しながら、このあとの釣りのちょっとした戦略を考えるのです。そして1往復して確認したのち、やっとこさ本日のファーストキャスト (^▽^)

 まずは、浅瀬。波が小さいにもかかわらず、波がブレイクして白波が広がり、そして消える。そんな地形。そこを裂波で攻めてみます。

マゴチポイント。縦潮流というよりは、吐き出し
 が、微妙にその浅瀬まで届かなくて、狙いたい浅瀬からのカケサガリが攻められません。それならば!と、急遽出がけにフックを巻いて準備してきたDUO PressBait 90 FUSIONをセットしてキャスト!その1投げ目、クンクンッ 『ん?』 でアワセてみるとくぴぴぴぴっ!で、上がってきたのは20cmほどのワカシ。
 その後も、その周辺をラン&ガンし、フォール中にゴゴン!しか〜し、波打ち際で、引き波と寄せ波のハザマにもまれてバラシ (><;) たぶん、40cmほどのマゴチ・・・かと。

 そして、潮位も下がり、『そろそろかな〜』という時間になったころ、散歩中に目をつけたお目当てのポイントへ向かいます。でもでも、その場所にはまだ地元のおじさんが・・・と思っていたら、私が近づいたのを見てポイントを移動してくれました m(uu)m

 さて、ポイントの前に立ち、
『ルアー何にすっかな〜?』

60cm
 と、ルアーケースの中を覗きます。が、いまいちピンときません。そんな時は、とりあえず裂波のアルミ張りをつけてキャストします。そして、キャストしながら考えます。
『結構横流れが強いし、セットの波もそこそこだし、ってことはリップ付きがいいな・・・』
 などと考えながらルアーを思案していてひらめきました。『ヒラメリミテッドのSにしよう』
 ってことで、ルアーをヒラメリミテッドS ヒラメリョクに替え、真っ直ぐキャスト、そして半分まではロッドを寝かせたまま、それ以降はカケアガリを意識してロッドを少し立てながらリトリーブ、それでレンジの調整をします。
 そしてキャストすること5投目くらい、まさにルアーがカケアガリにさしかかるそんなころ、『ゴンッ!!ゴッッゴン!』と強烈なバイト。ピッ!っとしっかりとアワセます。
 しっかりとした重量感、グリグリと暴れるそのファイト、間違いなく良型のマゴチです。

まだ若いヨブ。もっと熟成させればいいポイントになる
 ファイト中、すぐに先ほどバラシたというマイナスの記憶が思い返されました。しかし、すぐさまラインは大丈夫、ノットも大丈夫というプラスの思考を思い重ね、少し浮かんできた不安を払拭します。そして、大丈夫っていう前向きな思いを強く思いながら、ちょっと強引目にファイト。そして、一発目の波でズリ上げ、リーダーを持ってさらにズリ上げ (^^)

 さて、最干潮を迎えたその後、休憩するのに車に戻って片付けていると、ひらめっぱり上で良く見る見慣れた顔のお方がマゴチ2本をぶら下げて帰ってきました。
『おおっ!釣りキチ親父さん!!』と、お互い、満面の笑みを浮かべながら握手 ( *^-^)ρq(^0^* ) ひらめっぱり上ではお互いの顔を知っているものの、フィールドで会うのはこれが初めて。その駐車場でいろいろと積もる話を楽しんだのでした。
 さて、今朝、準備中の段階でもしも釣りキチ親父さんに会っていたら、きっと私は釣りキチ親父さんと同じ方面へとラン&ガン、そうしていたなら、間違いなくこのマゴチは釣れていなかったでしょう。そう、そんなほんのちょっとの些細なことで、釣果って変わってくるものなんです。

ほら、そこ!縦潮流ですよ
 もしかすると、そのルアーの選択が間違っていて、それじゃないそっちを選んでいたら釣ることのできていた魚がいたのかもしれませんね。


 さて午後、潮位の高くなった同じサーフを、今度は釣りキチ親父さんと一緒にラン&ガンします。が、潮位の高くなったサーフでは、二人ともかなりお手上げ。釣れる雰囲気も薄いので、楽しくもありません。最後は、釣りキチ親父さんがタイムリミットとなりこのサーフは終了!
 またいつかの再会を約束して、お別れしたのでした。

 さてその後、潮位が高くてナギ模様。なら!ってことで、思いついたとあるサーフ。暗くなるまでは、そこで釣りをすることにします。

小ソゲ
 移動しての一発目、ルアーを前回の釣行でマゴチを連れてきてくれたヒラメミノー135F イワシカラーにしてリトリーブしていると、波打ち際でゴン!っと、強烈なバイト。しっかりとアワセ、ロッドを立てます。と、その瞬間、『ジーッ!』っとドラグが鳴り・・・フッと我に返りました。思いっきり根掛かりです m(uu)m 結構苦労して改造したヒラメミノーなのに、さようなら (TOT)/~~~

『もう改造して気に入ったルアーは、根のあるサーフでは使いません!』と気を取り直し、市販品の裂波 マコイワシをキャストします。
 それにしてもマコイワシっちゅ〜のは、いい色です。人気&実力ともに上位にいるのも納得だなぁと感心しながら、縦潮流ポイントにマコイワシを投入し始めること3投目くらいに、ゴゴゴゴンとバイト。根掛かりと違い、あきらかに生体反応だったので、しっかりとアワセを入れ・・・小ソゲでした。
 その後は、かなり暗くなるまで竿を振っていましたが、ノーバイト。でも、マゴチを釣ってるし、ソゲも釣っちゃったしという安心感から、『もういいか』という思いが強く湧いてきて・・・だから終了としたのでした。

2011年07月27〜28日 南房
風向: : ほぼ無風
天気: ほぼ曇り
潮色: 澄み 水温: 25度
釣果  マゴチ 60cm
ルアー  シマノ ヒラメスリミテッド S ヒラメリョク
アクション  ただ引き
リグ  ―
ライン  ―
リーダー  ―
ロッド  ―
リール  ―
フック  ―
ヒット時刻  AM6:30
ヒット場所  カケアガリ
特記事項  カタクチが1匹打ちあがってた。ワカシはちょこちょこ、シロギスはぽつぽつ釣れていた。

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