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平成15年8月29〜31日

 今回は、1年に1回あるかないかの2泊3日の釣行。2泊とはいっても、泊まるのはもちろん車の中、暑くないのが幸いだった。今回の釣行では、
 
『使える場所では、できるだけAXヘッドを使う。』
という、ひとつの課題を自分に課して釣行した(サーフのヒラメ釣りでは、最強ウェポンといっても過言ではないAXを苦手と言って敬遠していたんでは、いつまでたっても進歩しないもんね。)

 まずは、茨城北方面に向う。向かったのは、前回の北釣行のときと同じ場所。
 事前に聞いていた話では、『全体的に浅いけど、払い出しを攻めれば結果が出るよ』とのこと。確かに着いて見てみると、かなり浅く、どの場所にも白波が押し寄せている。
 そして、あるくこと10分(?)、ようやく払い出しが見つかった。

 『ちょっと濁ってるし、太陽もでてるから、ソフトルアーのカラーだと、厳しいかな?それに、一昨年、ソフトルアーにスレてきた、という話を聞いたし。ここのところ、この場所もヘビキャロで叩きまくられているだろうから、AXはやめて、まずは、タイドミノーでいこう。』
 と、早くも、課題を無視してしまった。が、これも戦略の一つ、仕方の無いこと。
 そして、キャストし始めて、1時間ぐらいたった頃、気持ちのいいキャストができたので、慎重にリトリーブしていたときだった、
 『ゴン!』
 『よし!乗った!』
 しかし、重いだけで引きが伝わってこない、こんな場合は、ヒラメのことが多い。ロッドを寝かせ、一定のリズムで巻いていると、たまに『グイ〜ン』とひいていく。
 『これだけ強いヒラメの引きは、味わったことが無いゾ。もしかして、60Upしてるかも。』
などと、夢見しながら巻いていると、波打ち際までやってきた。そして、その時、隆起した波の中で、魚が反転。その瞬間に、魚体が見えた。
 『あれ!?細長い!!』

 あがってきたのは、朝日に照らされて輝いている、いつもの銀ピカシーバス約45cm。
 ヒラメの引きに思えたのは、見ての通り、エラブタにフックがかかってしまったためだろう。それによる不自然な動きと、払い出しの流れとで、思いっきり勘違いさせられてしまった。

 結局、茨城北方面では、私の好みの場所が無く、やる気なしモードに突入してしまったため、北での2日間釣行を予定変更、大洗へと向かったのでした。

 その途中、東海の『ルアーショップf』さんに寄らせてもらい、HIROさんに楽しく&いろいろためになる話をお聞かせいただきましたm(_ _)m。

 そして大洗。その、いつもの場所につくと、全体的にはやる気なしモードにさせる感じなのだが、一箇所だけ、ヨブっていて、ちょっとだけその気にさせた。
 『昨日から、1時間しか寝てないし、どうするか?潮的には、上げ5分ってところか・・・悪くないし・・・』
 結局、そそくさと準備をし、キャストを始めてしまった。
 しかし、暗くなるまで攻めても、魚からのアタリは無く、さらに腰下まで濡れるしで、寝てればよかったと思うのでした。


 さて、この夜、岩さん、SUZUさんと合流し、港での小物狙い。
 岩さん、SUZUさんが、メバル、アジ、タチウオ、わたしが、メバル、タチウオ(1本のみ)を釣り、深夜1時に解散したのでした。
 『だいじょぶか俺?明日、朝一起きられる?』


 そして、やってしまった、陽が高い。時間は、7時半。携帯には、ひらぼうさんからの『陸上3着』メールと、七味さんからの着信履歴があった。
 七味さんに電話してみると、turikitimasaoさんとサーフにいるとのことなので、そちらに向かうことにする。
 そして話を聞いてみるが、どうもパッとしない模様。旭村あたりで、調子いいのだから、ここでも釣れていいのだが、などなど・・・。しばらく話をして、私は単独で前日入ったポイントに向かった。(だって、2人で、宴会が始まっちゃったんだも〜ん。)

 その場所は、昨日は上げ潮で、今日は下げ潮の時間のためだろう、波のサイズがやや小さいものの、きのう同様、それなりにいい感じ。
 『コンッ』
 なんかいる・・・・・・・フグ。
 『コンッ』
 今度は?・・・・・・・やっぱ、フグ。
 『コンッ』
 またかよ・・・・・・・やっぱ、フグ。
 『コンッ』
 ・・・・・・・やっぱ、フグ。
 『コンッ』
 『あれ?食われてないな。でも、歯型もないし・・・もう一度、あそこに投げてみるか。』
 と同じポイントにキャストし、同じコースを通す。すると、
 『ググッン』
 『きたきたよ〜・・・あれれ?マゴチか?』
 推測どおり、上がってきたのは、40cmくらいのマゴチ。その後、1ゲット2バラシして、その場を撤収した。
 途中、おじさんに、『前日、大洋村で2枚上がってたよ』との話をいただき、2人の元に戻った。

 〜 雑談 〜

 2人と別れた後、私は太陽村へと向かった。そして何箇所か回り、良さげな場所をを見つけ竿を出すものの、玉砕。しかしながら、とてもいい感じのヘッドランドだったため、明日もここに来ようと思うのであった。

 夜、宿泊先の大洗港で、小物釣り。メバル、セイゴ、アジ(初!やっと釣れた!!)を釣った。
 翌朝は、この釣行の〆、なんとか釣り上げなければと重い思いを感じつつも、就寝。きっと岩さんが、朝、起こしてくれるだろう・・・

 推測通り、岩さんからの電話で目覚め、待ち合わせ場所へと向かう。そして、岩さんと合流し、ヘッドランドへ。
 ヘッドランドでは、岩さんが南側、私は北側を攻めることにした。もちろん、使うのはAXヘッド。前日、リトリーブスピードや、ラインの角度(ロッド角)、フリー時の潜行速度など、色々試してみて、かなり練習していたのだ。そして、使うソフトルアーは、1年振りに使うパワーシャド5インチ No.115。ヘッドランドに向かう前、釣り道具箱をガサゴソしていたら、たまたま見つけて持ってきてみたのだ。
 そんなこんな、いろ〜んな仕込がありにもかかわらず、な〜んもアタリがない。
 『う〜ん、どうしたものか(◎◎;)・・・そうだ(☆☆!)、あの辺りに浅いけどヨブがあったな。そこを攻めよう。岩さんの邪魔にもならないだろうし。』
 と、前日、干潮時間に来ていて見つけていたヘッドランドそばのヨブを攻めてみることにした。案の定、ブレイクした波が、その辺りで再びウネリになっているので、満潮時間でも、そのヨブは、健在らしい。
 そのヨブは、サーフと平行に横長になっていたため、潮下からキャストし、斜めにヨブをダウンクロスさせ、ヨブ全体を攻められるようにキャストすることにした。着水ポイントは、ブレイクのやや後ろ、そこから、波を横切らせながらリトリーブしてくるイメージで。
 セカンドキャストだったろうか、着水後、少しリトリーブしたところで、『グイン』とロッドに重みが乗ってきた。
 『来たッ?!』
 軽くアワセを入れ、生体反応を感じたところで、追いアワセを入れる。
 『よしよしよし、ヒラメだ、間違いない。』
 お約束の、波打ち際で最後の抵抗を見せるも、波のタイミングを見計らい、ズリ上げた。
 『ふ〜っ、やっときたよ。よかった〜』


 今回の釣行では、前日のおじさん情報、及び、前日夕方のプラ&AXトレーニングがなかったら、きっと釣り上げることができなかったであろう1匹だけに、サイズはアベレージだったものの、いつも以上にうれしさを感じることができた。最後の最後に本命に出会えて、ほんとに満足満足。

茨城大洋村 2003年8月31日(日) 
風向: 北微風  天気: 曇り
潮色: 笹濁り 水温:?度
釣果  ヒラメ
ルアー  パワーシャッド5インチ No.115
アクション  ただ巻き
リグ  AXヘッド 3/8
ライン  ナイロン 12lb
リーダー  フロロ 20lb
ヒット時刻
 6:00AM
ヒット場所  サーフのヨブ
特記事項  海鵜が、暇そうにしていたので、ベイトはいなかったのかも。波は、最大ムネ。潮どまりでも、流れができるほどのポイント。

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