平成16年12月4日
朝の暗い時間、白波(サーフィン用語では、スープという)を見ながらポイントを探す。
『ない、ない・・・』
前回は、ところどろころに波のヨレや、ヨブが見つけられたのだが、今日は全然見つからない。全体的に海底が浅く、平坦なのだ。しかし、しばらく歩いて、ようやくそれらしい場所を見つけた。
とりあえず、流れの様子や水深などを知るために暗いうちにキャストしてみる。しかし、
『あら?なんか違う』
どうもこのポイントは、期待したほどイケていいない。
『日の出までもう少し、どうしよ?ここでやるか、移動するか?』
結局別のポイントへとやってきた。さすがに人気のポイントだけあって、人が多い。サーフ全体で10人ほどだろうか。
私は、今日は波が小さく、払い出していないが、波が高いときはいつも払い出しのできる場所に入りキャストを始めた。そして、数投目、早くもアタリが出る。
『ゴ、コン』
しかし、上がってきたのはソゲ。
それでも、いちおう釣果なので、写真におさめようとデジカメの電源を入れる。が、デジカメの液晶には、電池切れのサインが。
『あれ?充電したばかりの電池入れてきたのに・・・ケースに入れるとき、自然に電源入れちゃったか・・・』
このところ調子が悪いことは間違いないデジカメだが、こう肝心のときに動いてくれないと調子が狂う。しかたがないので、ソゲをフックから外し、お帰りしてもらった。
しばらくそこでキャストしてもアタリがないので、Nトレース法でランガンする。そして2つめの吐き出しを攻めていたときにアタリがきた。
『ゴンッ』
アタリの重さから、それに反発するように体が自然と大きくアワセを入れる。『乗った!』引きはそれほどでもないが、あきらかにヒラメサイズの重さが、ロッドから伝わってくる。リールを巻きながら、波打ち際から少し後ろに下がり、前や左右に楽に動けるようにポジショニングする。
『ズムズムズム』
ヒラメ特有の引きを味わいながらも、少しずつヒラメを波打ち際まで引き寄せ、ヒラメの引き、引き波の動き、波の様子、それらをロッドから感じながら足を動かして、引きずり上げるタイミングを見計らう。
そして、引き波の力が弱まり、寄せ波の力をロッドから感じた瞬間、『そりゃ〜』という感じで、寄せ波に乗せて後ろに駆け下がった。
しかしせっかく釣ったのにカメラが・・・
しばらくランガンしたが、アタリもなく、アングラーも私を含め2人だけになったので、ヒラメを〆ることにした。
そのとき、モノは試しにと再度デジカメを取り出し、電源を入れてみると、あら不思議、電源入ったじゃない(^^)
その後、ポイントを移動し、別な人気のサーフへとやってきた。さすがに午前も遅くなると、アングラーはいない。あらかた攻められたであろうサーフではあるが、ここならば攻められた可能性も低いと思い、磯周りの小場所を攻め始める。
大磯の際、沈み根周りなどなど、久々に丁寧に攻めてみる。と、ロッドにアタリがあった。
『ぷるぷるぷる』
『なんだ?アナハゼか?よくも140なんかに食いつくね〜』
と思いながらそのままほうっておくと、フックから外れてくれた。そして、再び攻め始めること数投目、『コッコン』とアタリ。軽くアワセを入れ、ランディングしてみると、20cmちょいのソゲ(^^)
『やっぱ、ここは攻められてなかったみたいね』と、一応記念写真と思い、デジカメの電源をONする。が、またまた電池切れのサイン。
『も、いいや!』と、ソゲをリリース。その後、一応、サーフも攻めてみるものの無反応なので、撤収。お昼寝するのでした。
夕マズメは、一応、朝のサーフでやりましたが、な〜んもありませんでしたとさ。
サーフで遭った船橋のアングラーの方、futamaさん、楽しい時間をありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。 |
|
茨城県鹿嶋 2004年12月4日(土)
風向: 無風→南西
天気: 晴れ→曇り
潮色: 澄み 水温: 20度・23度 |
釣果 |
ヒラメ 50cm/ソゲ2匹 |
ヒットルアー |
タイドミノースリム140 ヒラメゴールド
|
アクション |
ただ巻き ミディアムリトリーブ |
リグ |
― |
ライン |
FireLine 18lb |
リーダー |
銀輪 5号 |
ロッド |
DAIKO PREMIER Bross PBS−1102ML |
リール |
KENCraft EXCIA 4000 |
フック |
カルティバ ST−41TN #4 |
ヒット時刻
|
AM6:30 |
ヒット場所 |
本文参照 |
特記事項 |
ヒラメの胃からは、5cmほどのハゼ。鳥山は遠くで立っていた。 |
|