昼休みに週間天気図を見てみると、来週末は、低気圧が通過するらしい。今週末も天気予報ではウネリ高2〜3mとなっていた。
『22日は、行けないし、その翌週は釣り博だし・・・今月ダメじゃん』
と、思っていたりもしたのだが、夕方の休み時間、よくよく天気図を見てみると、ウネリの元がないのにウネリがデカイ。そこで、ピンときた。
『こりゃ、風ウネリだわな。ということは、風と同じ向きにウネルから・・・もしかして、今週末は大丈夫なんじゃない』
と思い、終電ギリギリまでの残業にもかかわらず、急遽出撃となったのでした。
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写真:午前の部2箇所目の様子 |
そこでまず向かったのが、年末に釣り上げたのと同じポイント。到着して、暗い海を見ると、状況は年末と変わりなく、いい感じ。ならばということで、朝はここで竿を出すことに。
リーダーの先につけたのは、これもまた昨年と同じコモモのグローバックシルバーで、キャストする位置も一緒。しかし、今回はアタリもなく、これだけは年末と同じようにはかなかったのでした。
午前中遅く、別な場所に移動して、ポイントを叩きましたが、何ごともなかったので、午前の部は終了。 |
写真:こんな濁り |
初日夕方は、ちょっと南に移動しての釣り開始。しかし、いつもは澄んでいる水が、今日は珍しく濁りが入りちょっとやる気をそがれます。それでもめげずに広大なサーフを北にランガンしていくと、水も澄み、徐々にやる気が復活。
でも、活性が上がったのは私だけのようで、ヒラメの活性が上がることはなかったのでした(><)
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写真:アジ |
夜は、ひらぼうさんと合流してのアジング。
ま、飽きないほどに釣れ、最大20cmを含む15匹を釣り上げました。そして干潮になり、かなりアタリも遠のいてきたことから、翌朝叩く予定の南房に移動し、ここでもとりあえず竿を出しましたが、な〜んにもないので、就寝となりました。 |
写真:笹濁りの潮色 |
さて翌朝、真っ暗な時間に駐車場を出て、サーフを歩くこと約10分、沈み根の入っている場所に到着です。今日は、流れ込みからも水が流れ出していて、もってこいのヒラメ釣り状況。
まずは、タイドミノースリム120のCVゴールドグローバックをチョイス。リーダーに付けた後、ヘッドライトで蓄光させてからキャスト開始です。
サーフの状態は、ヨブなどが確認できないことから、払い出しと流れ込み周りを行ったりきたりして攻めて行きます。しかし、アタリはありません。
徐々に明るくなっていく空に、海の状態も次第に見えてきて、沈み根のある場所も判ってきました。今度は、その付近を重点的に攻めてみます。が、やっぱり何事もないので、このポイントからは撤収したのでした。
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写真:ヒット場所の波打ち際 |
ポイントを移動すること2箇所目、嫌いな白濁りが入っているものの、『干潮』という時合いに攻めたいので、イマイチ乗り気ではないひらぼうさんをせかし、サーフに立ちます。
ここでは、根が絡んでいることと、時間的なことから、根周り用に作成したオフセットフックのジグヘッド(?)を使用して攻めてみることにしました。付けるソフトルアーは、房総で好調のピンク。弱い離岸流に逆らってリトリーブするので、ルアーを引く速度はスローリトリーブです。
ゴツゴツと根にぶつかりながらもロッドを立て、ゆっくりと引いてきます。そして、波打ち際の砂地で、『ゴン』と小さいアタリがありました。ルアーを見てみると、パワーシャッドのヒレが片方フグにかじられています。
『なんだ、フグか・・・でも、使い古しだからな〜、前から取れてたのかな・・・』
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写真:ソゲ |
と、思いながら、もう一度同じ場所をトレースするように引いてきます。そして、アタリがあった場所を通過させたとき、『ゴンッ』と明確なアタリ。合わせを入れると、『ゴゴッゴゴゴ』とヒラメの引きが。
『乗りました!』
若干の引き波とのやり取りの後、浜にズリ上げると、妙に白い擬態色のソゲちゃん。
『35くらいかね?』とひらぼうさんが言うので、計測せずにリリース。その後は、これに満足したので撤収としました。
そして、向かった先は、その日、76cmが上がったサーフ。TSFのみなさん、岩さんなどなどが集結していて、夕方の時間まで雑談タイム。
夕方になり、みな思い思いの場所で竿を出しましたが、唯一、もんじさんがメーターオーバーのサメ(^^)を釣り上げたのみで、解散したのでした。
『それにしても、あのサメ、アッというまに釣り上げたのには驚いた』 by
hiro@TSF |
写真:大小に関係なく、何枚釣ってもソゲはソゲ。リリースしましょう。 |