『外房の寒ビラメもそろそろ終わり、海も落ち着いてきたようだし、無理を承知で聞いてみるか・・・(><)』
ということで、渋るカミさんから了承を取り、急遽、外房の寒ビラメ捕獲のラストチャンスに繰り出してきました。 |
暗いと気づきにくい水の濁り |
まだ暗い夜中の1時、駐車場から海を見る。ド干潮のこの時間、ウネリはまだ来るものの、なんとか出来そうなのを確認して仮眠を取った。
そして5時、目が覚めて海を見ると波の様子がおかしい。潮が上げ、異様に波足が長くなっているのだ。たぶん、潮位が上がり、睡眠前まで砂浜だったところが水没して海になってしまった様子。
『どうする、できるか?移動するか・・・』
で、結局ちょっぴり移動して、別なサーフを見る。波の立ち方、波打ち際の様子もなかなかよく、すぐさまウェーダーに着替えサーフに立った。そして、いつものように探ラン&ガンしていると、徐々に暗闇に目が慣れてきて、波打ち際で立つ波の色が見えるようになってきた。
『あちゃ〜っ、濁り?それも白かな?そうですか・・・』
ということで、急いで移動。再び別なサーフへと向かうのでした。
こちらでは、サイドからの風がやや強いものの、なんとか出来る状況。sasuke140をサイドスローでキャストして飛距離をかせぎ、点在している沈み根を攻めていく。
が、しかし、But!! ヒラメからのバイトは、得られないのでした。 |
2箇所目。悪くないね。 |
そして朝のコアタイムが過ぎた頃、別ポイントの釣友から電話が入った。
『おにさん、こっちでソゲ含めて何枚か出たみたいよ。私はダメだったけど。夕方どうするの?』
う〜ん、ならば、魚ッ気のないこちらではなく、そっちに向かうべきでしょうと思い、夕方はそのポイントでやることにした。
途中、朝一に竿を出さなかった場所を見てみると、サーファーさえいなければ、なかなかの状況。思わず、サーファーのいない磯周りに入り、竿を振るうのでした。
『あの流れがああで、波がこうきてるから、こう流れて、あの沈み根に・・・』などなど、複雑な潮の流れを読むのを楽しみながら、竿を振っていると、波打ち際で『ゴゴゴ!』。
『お、ヤバイヤバイ、引っかかるところだったよ。でも、いいなぁ、ここ。朝、やればよかったよ(><)』 |
なんとなく雰囲気を感じるのだが・・・ |
そして夕マズメに向かう午後3時過ぎ、釣友3人が集い、私と合わせて4人でのサーフ銃弾爆撃が始まった。
最大の敵だった横風は、マズメが近づくとともに無くなり、寒さも身に沁みなくなってくる。
『うんうん、そろそろじゃねぇ〜か〜』
しっとりと雲が広がり、程よい波、澄んだ潮、風は無風。なんとなく雰囲気を感じる。そんな感じがしているのだろうか、みな黙々とキャストを繰り返している。
『それにしても来ねぇな・・・』
結局暗くなるまで竿を振り続け、キットカットさんがソゲを掛けただけで終わったのでした。
今年の寒ビラメは、食えないの・・・
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