大久保さんの家の駐車スペースで、出発の時間を待つ。ちょっとした瞬間に、国道を通る車もなくなり、風の音もないその時に、波の音だけがいくつも聞こえてくる。見上げれば、雲も霞もない空に、天の川がかかっていた。さそり座、いて座、カシオペア座、北斗七星・・・久々に綺麗な星空を見た。
『こりゃ〜、いい釣りができそうだ(^^)』 |
ヨブ |
しか〜し、海に着いてみると波数が多く、北東の風は強く、水は濁り、非常にやる気をそがれる状況。大久保さんも、
『いつもなら、寝てるわ』と洩らす(^^)
それでも竿を出せるなら出してしまうのがアングラー。適当なヨブで、ロッドを振ることにした。
『それにしてもリズムが悪いなぁ・・・』
波を見ながら大久保さんが言う。私も、納得の悪い海に、間髪入れずうなずく。
水温が低く、ヒラメの活性の低いこの時期、本当なら、ソフトルアーでじっくりと攻めたいのだが、私は、潮位が高いことと、向い風が強いことを考慮して、Maria ビバ・パレード(メタルジグ)をリーダーにセットした。
ピュ〜ン、メタジは、気持ちよく飛んでいく。
『サーフは気持ちいいなぁ・・・』
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大久保さん |
午前中も中盤にさしかかると、風は止むことはなかったが、若干波が落ち着いてきた。
しかし、広いサーフをラン&ガンするものの、一向にアタリはないのでした(><)
途中、ハイトさん、ハチマキ斉藤さんに出会い、結果を聞くものの、斉藤さんにアタリがあったとのことのみで、みな釣果はなし。晴れ予報のはずの天気と同じで、釣果のほうもどんよりとしていたのでした。 |
ハマグリと平貝 |
そして、干潮のど真ん中になったころ、潮干狩りを開始。体長10cmのハマグリを1Get(^^)
ま、何もないよりはこれでいいと、前向きな気持ちのまま、サーフをあとにしたのでした。 |