『ヒラ釣ろ』の第2章 ヒラメのシーズンにデータをまとめたように、8月の茨城は釣果がカクンッと落ちる時期。暑くて気力も落ちるし・・・ってことで福島に遠征してきました。 『岩と鬼が出会えば海が荒れる』
今回は、その荒れの片棒を担ぐ岩さんと2人での福島遠征&茨城北方面へ釣行。そんなジンクスもなんのその。ジンクスを打ち破るべく、丁度よいうねりの中の釣りとなったのでした(^^) |
遠浅の河口で、ウェーディングしてヒラメを狙う |
朝、福島のとある河口に到着。まずは、河口域全体を眺めてみる。流芯は真っ直ぐと海に伸び、その回りに浅瀬が広く広がって浅い深いを織り成し、適度な馬の背、流れのヨレ、波のヨレなど複雑な地形を形成している。難を言えば、ちょっと浅すぎる点か・・・
まずは、あまり水には入らず、流れのヨレ、波のヨレがある場所をタイドミノースリム140で攻めてみた。波が馬の背の上に来るタイミングでキャストし、波とともにカケアガリの上を通過させる感じで引いてくる。しかし、カケアガリ付近は底着きしないもののそこから2mも離れるとルアーが底をするほど浅くなる。
『う〜ん・・・』
と、思いながらも一通り馬の背周りの波&流れのヨレを攻め終わり、次はちょっとウェーディングしての釣り。少し前に進んでは、ルアーを引くが、タイドミノースリムでは、終止底づきする水深。波も無いので、コモモにルアーをチェンジして流芯へと向かいながらキャストする。
時折、ソゲ?と思わせる砂煙が目の前を走っていくがハゼかもしれず・・・ |
何かがヒット! |
そして流芯に近づき、流芯と浅瀬のカケアガリをコモモ→タイドミノーLD→AXで攻めてみる。が、な〜んもアタらない。
じょじょにそこを攻めるのも飽きてきたので、ちょっと河口から上がってサーフ側を攻めてみた。が、ポイントが遠く、GUN吉でも届かず意気消沈 (>o<)
で、再び河口に戻り・・・と、遠くに岩さんのロッドが曲がっているのが見える (◎o◎)
『おっ!やったのか!?』
と思ったが、なにか様子が変。水に入り、徐々に近づいてみると・・・ →マウスを写真の上に持っていってみぃ
で、結局何も釣れぬまま、福島遠征は終了となったのでした。が、さすがにそれでは終われず、茨城北へと戻ってポイント探し。1箇所目、そこそこいいのだが、勘が『もうちょっと南へ行こう』と告げていて、岩さんに『もうちょっと南に行ってみよう』と提案。
そして2箇所目、防風林を抜けた先に広がる海には、いい感じの地形が広がっていたのでした。 |
防風林を抜けると・・・ |
『いいんじゃない。』
と、急に2人ともスイッチが入り、思い思いの場所でキャストを始めた。私は、魚道 HeavySuferを波のブレイクめがけキャストし、ブレイクからのかけ下がりを重点的に攻めていく。
時折、青い海に、浅く白いサラシが大きく広がって、とってもその下にヒラメがいることを想像させる・・・
そして少しづつ左に移動しながらキャストを続け、魚道ではブレイクまで届かなくなった時、GUN吉にルアーをチェンジした。
着底後、ロッドを水平にしてスローリトリーブ。次は、ロッドを立てながらトゥィッチを入れたリフト&フォール。そして最後が、ファーストリトリーブ&フォール。これをセットにして、ラン&ガンしていく。
水は程よく冷たく、裸足に短パン姿での釣りが心地いい。時折来る、波足の早い海水が足をかけ上がって来てパンツの中に入って来さえしなければ・・・
ということで、結局アタリもないまま、パンツ濡れ濡れ状態になっただけで、ポイント移動したのでした。 |
横ヨブ |
次も南下し、今年の初夏に好調だったポイントへ。
潮が上げ、やや濁りは入ってきたものの、それでも横に広くヨブが広がり、そこそこいい雰囲気。これで、離岸流が発生していればベストなんだが・・・
ここでは、この時期好調なのは赤カラーということで、sasuke 剛力 レッドクリアー&アルミテープをチョイスしポイントを攻めてみた。縦への流れがほとんどないので、こんな場所では、1キャストづつ細かく攻めながらラン&ガンするのが私流。
そして数100m歩いた頃、微妙に沖への流れを発見!それなりに幾つかのルアーを投げ様子を見、AX&パワーシャッド4インチ 湾岸チャートに変えてスローリトリーブで攻めていたときに『ゴ→ンッ』と来た!が・・
『う〜ん・・・いるのか?ソゲか?はたまたカケアガリか!?』
そしてそのまましばらく粘ってみて、ルアーをNo.115へと変更する。そして、その10投目くらいに再び『ゴン!』
しかし、魚は乗らず、モヤモヤ感が頭をしめる。
『う〜ん、なんだろ?魚っぽいんだけどなぁ〜』
その後、しばらく粘るが、アタリも無くなり、気力もなくなったきたので撤収!としたのでした。 |
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