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平成18年10月28〜29日
 この土日は、ひらめっぱりの秋のヒラメ釣り大会。毎回々々開催のたんびに荒れる海でホトホト参っているのだが、今回も火曜日に低気圧が3つまとめて通過して大荒れ。その影響が週末まで尾を引き、夏よりはいいけれど、決していい状況の海とは呼べない状態の海。さらに悪いことに、10月6日に鹿嶋沖で座礁した貨物船のオイルが漏れ始め、かなりの量の油が神栖市のサーフに流れ着いて神栖のサーフでは釣りができない状態に・・・そんなこんなで、いつものように厳しい状態での釣り大会開催となりました。

荒れてるんだよ (><)
 土曜日、私は鹿嶋地区の検量委員だったため、鹿嶋地域で釣行開始。ひとつめのヘッドランド・・・30分攻めて撃沈。ふたつめのヘッドランド・・・30分攻めて撃沈、みっつめのヘッドランド・・・ここが濁りはきつくて流れが速いものの、水深があり、波が底をかき回していないエリアが広いので有望ポイントと判断。それでも、激流なので1/4ozのAXではちょっと釣りが難しいと判断して、3/8ozのAXにパワーシャッド4インチ 湾岸チャートをセットして釣りを始めました。

写真左下から右上に向けての激流です
 狙うポイントは、沖からの波と岸からの流れがぶつかって沖への流れが弱くなっている場所。そんなポイントの上をルアーが流れるようにキャストして、底付近を小さくリフト&フォールしながら攻めていきます。
 キャスト→着水→着底なんて判らないので適当にフォール→ルアーの重さをロッドに感じるまで糸ふけを取り→ピュッとリフト→スッとフォール。
 ピュッスッ、ピュッスッ、ピュッスッ、う〜ん・・・
 『ダメもとでミノーでも投げてみるか』
 と、sasuke 技力 コガネをセットして攻めてみる。でも、シーバスからもゴミからも、あたりひとつ無いままにいい時間になったので撤収。

 その後、神栖市の検量所は状況判断で閉鎖したので、そこの担当だったピアノマンさんと鹿嶋地区検量所でおしゃべり。
『今朝、そこの港で20cmくらいのマイワシが沢山釣れたらしいですよ。』
『なぬっ!それいいね。夕方、やっちゃおうか?』
などと話していると、茨城北地区担当の岩さんから電話。

ヘッドランドも波がざっぶ〜ん
『誰も釣れてませ〜ん。でも、港で30cmのマイワシ爆釣だよ。鈴なりでサビキが切れるほどだってさ。』
『えぇっ!!!』
 と、かなり魅力的なマイワシ話にもりあがり、そのうちに別の検量場所のヒロさんから『ヒマだ〜』、ひらぼうさんからも『誰かここの付近で釣れたって入ったら教えてくれ。』と各検量所を担当してくれている方々から連絡がある。
 そして待つこと1時間半。やっぱり誰からも釣果報告がないまま、大会の土曜の部は終了したのでした。


 その夜、『夜な夜な隊』の宴に参加しての楽しいひととき。その中で、SALTYの夕グラで活躍しているチーム無鉄砲のリーダー野口さんが、
『魚にルアーを食わせるためには、xx点を見つけなきゃダメなんだよ。そこにルアーを通せるか通せないかが魚を釣る・釣れないの差になるんだよ。』
と、こんな感じで力説してくれ、聞き入り納得する。
 ※みな、運転することなく車中泊ですよ。



今日イチのHL(夕方写しました)
 さて日曜日・・・雨 (><) やや寝坊する。
 前日、ひらぼうさんと話したとき、ひらぼうさんが言っていた。
『最近、釣れたとも釣れてないともな〜んも情報の入ってこない大洋村じゃねぇ〜のか?』
と、それに共感できたので、素直に大洋村に向かってみた。

 明るくなった海に着き、まずは海の状況を確認する。昨日よりは波のサイズが下がり、水の色も悪くない、雨は降ったりやんだりだが気になるほどではなく、ヒラメが寄ってれば釣れてもいいような状況。
『あとは、ヘッドランドぎわの地形だけだな。』
ヘッドランドでの釣りは、とにかく地形が命。そんなヘッドランドを探せるか探せないかで、釣果が大きく違ってくるもの。
 ひとつめのヘッドランド…40点、20分だけ攻めてみて移動。
 ふたつめ・・・30点、20分で移動。
 みっつめ・・・40点、30分で移動。
 よっつめ・・・60点、1時間弱で移動。
 いつつめ・・・60点、1時間弱で移動。
 むっつめ・・・70点。
『おっ!今日イチだ。』

いいでしょ?(夕方写しました)
 と、なかなかいいヘッドランドに遭遇する。今回気にしたのは、夜中が干潮で潮位がかなり下がっているので、そのときにヘッドランドの周りに水があったかなかったか?ということ。今まで見てきたヘッドランドの中で、このヘッドランドの周りがもっとも水の量が多くて、干潮のときでも間違いなく水があったと想像できた。

 まずはヘッドランドの南側に入り、AX+パワーシャッド4インチ No.115で攻めてみた。ただ巻きで、リフト&フォールで、シェイキングで・・・しかし、ベイトもいなけりゃアタリもなく、ヘッドランドの北側に移動する。
 北側は、南側よりもさらに深い感じで、大きな波が入ってきても波が崩れることがない。しかし、流れの向きがイマイチ・・・結局北側でもアタリが拾えず、粘ってもダメかなと思い撤収することに。残る時間は、移動時間を考えるとあとひとつ、急がねば。と、思いながら歩いているとヘッドランドの首の部分で南側が再度気になった。
『やっぱいい感じだよなぁ。水の色がいいし。』
 で、潜行深度、流れ横切らせるのに強いこと、コントロールキャストがしやすいことからタイドミノースリム120 グローバックゴールドオレンジベリーをセットして、首の部分から再び攻め始めた。


実は、釣り上げたヒラメを写したつもりの1枚
『あそこを通したいな・・・流れがこうで、こうだから・・・』
と、ヒラメが着きそうなポイント数箇所をピックアップして、その上をルアーが通るようにキャストする。
 そして、ラインの向きを目で追いながら、昨晩に野口さんが言っていたことを考えていた。
『xx点、なんて言葉だったっけかな〜?』
 とか、
『野口さんが言ってる魚の食う流れのポイントと、俺が思う流れのポイントって違うのかな?』
 とか。そして、しばらく大波が続いたので、波が落ち着き、流れも弱くなるのを待ち、キャストした。
と、『ゴンッ!』
『おッ!!』
『ゴゴゴンッ!』
 このタイミングで素早くアワセを入れ、しっかりとフッキングさせる。
ググググググッ〜
 っとヒラメの引き。(^▽^) 流れが強いので、結構重い。
『バレるなよ、バレるなよ・・・』と願いながら寄せてくる。そして、ヒラメ特有の最後のひとノシを波打ち際で耐えて、ズリあげた。

この1枚に逢いたくて、この釣りしてます
『よっしゃぁ〜〜〜???あれ?シタビラメか・・・』
 と、体表模様が単色だったので一瞬デカいシタビラメに見えたのだが、完全にズリあげてみてヒラメと確認。改めて久々のヒラメにうれしさがこみ上げてきた。
『やったヽ(^◇^)ノ』

 その後、もうちょっと粘り、アタリもないし時間もきたので表彰式集合場所に向かったのでした。

 そして、今日は野口さんがいないので、『xx点』の話を聞いた時にその言葉を知っていた岩さんに聞いてみた。
『昨日、野口さんが言ってたxx点ってなに?』
『しゅうじ点?確か、就く、餌の、点って字だよ。』
おっ、な〜るほど『就餌点』か。納得(^^)

南房 2006年10月29日(日)
風向: ほぼ無風
天気: 雨
潮色: 笹濁り 水温: 18.2度
釣果  ヒラメ 43cm
ヒットルアー  DUO タイドミノースリム120
 グローバックゴールドオレンジベリー
アクション  ミディアムリトリーブ
リグ  フローティングミノー
ライン  ファイヤーライン 18lb
リーダー  銀鱗 4号
ロッド  KenCraft SeaBreaker 8.6ft
リール  KenCraft Excia3000
フック  C'ultiva ST-41TN #4
ヒット時刻
 10:30AM
ヒット場所  ヘッドランド
特記事項  ベイトもいない、鳥も飛んでない。唯一、先端でイシモチがちょっぴり釣れていた。

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